白鯨な日々

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zoom RSS Paradise 感想

<<   作成日時 : 2015/07/24 23:07   >>

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T-SQUAREのニューアルバム『Paradise』
今回は事前に「夏」「リゾート」というテーマを決めて
選曲&レコーディングしたという事で…さて、どんな仕上がりに
なっているのでしょう?

オープニングを飾るのはスカッと爽やかな雰囲気の曲かな?という予想は、
良い意味で裏切られました。
1曲目の「Mystic Island」、イントロからガツンとやられました!
シンセベースが良いです。
「楽園(パラダイス)の島がある」と聞いて実際に来てみたら、
ダークで妖しげなムードが漂っていて、「ここは本当にパラダイス?」と
戸惑いつつ、その魅力に惹かれて行く…そんな感じ。

この曲を聴いた時「ジョージ・デュークのテイストを感じる」と
即座に思ったのですが、後日ネットに掲載されていたインタビューで
坂東君がジョージ・デューク的な感じを取り入れたと
おっしゃっていたのを読んで「よっしゃあぁぁぁ!私の耳に狂いはない!」と
大喜びしてしまいました。\(^o^)/
作曲者当てクイズが全問正解だった事より嬉しかったかも。

そう、今回も作曲者当てクイズを秘かに実施していました。
事前に「坂東君の曲が5曲」という大ヒントを得てしまった状態でしたが、
1曲目から解答を並べてみると…
坂 坂      坂 坂
見事に左右対称(笑)、「これで正解だな」と全く迷いませんでした。

2曲目「Vivid」は、タイトルの通り色鮮やかなイメージ。
キラキラ感が溢れています。
目を閉じると、色とりどりの絵が浮かんで来ます…

1曲目で妖しい島に辿り着いた「私」は、気が付けば眠ってしまい…
目を覚まし、ふと周りを見渡して「やっぱり、ここはパラダイスなんだなぁ」
と実感する。3曲目「Paradise」は、そんな感じの曲です。
リゾートっぽい雰囲気が「Sabana Hotel」を彷彿とさせます。

4曲目「Through The Thunderhead」は、全速力で駆け抜けて行くイメージ。
「First Impression」「Kiss and Cry」でも同じような気持ちになりました。
可能性に満ち溢れていた青春時代に戻った感じ。
「行く先には楽しい事が待ち受けてる」とでも言いましょうか。
河野さんの曲には、そういう気持ちにさせる力があります。

5曲目は、タイトルが…ベタです(笑)。「彼女と麦わら帽子」というタイトルに、
夏の淡い初恋を思い浮かべた人も多いのでは?
晋吾さんのベースソロ、安藤さんのギターソロ、河野さんのエレピソロが
優しい雰囲気に包まれています。

冬のライブで新曲としてお披露目されていた河野さんのバラードが、
6曲目の「Eternal Glory」
続く7曲目「Knock Me Out」では、安定の安藤さん節が聴けます。

そして、8曲目の「Night Cruise」…初めて聴いた時は
「私好みのアーバン系、来たぁぁぁ!」と純粋に喜んだんですね。
でも…2巡目からは、涙が止まらなくなってしまいました。
Bメロとかサビとか終盤とか、揺さぶりをかけられるポイント
そこかしこにあるんですよ。作曲者坂東君、恐るべし…

そんでもって、この曲にピッタリの物語が浮かび上がったんですけど、
どうでしょう…?
若干の恥ずかしさはあるのですが、えーい!公開してしまえぇぇぇ!!



2人が最後に会ってから、どのぐらいの年月が経ったのだろう。
「もしかしたら、もう一生会えないかもしれない?」
そう思った頃もあった。
でも、再会の舞台はちゃんと用意されていた…

「久しぶり」
「全然変わってないな」
「今日のプランお任せするって言ったけど、なんでナイトクルーズ?
まるでデートみたい(笑)」
「(笑)」

本当は再会の感激で胸一杯だったのに、それを誤魔化そうとして
おどけてしまう彼女。

夜景を楽しむカップル達を横目に、ひたすら共通の趣味の話で盛り上がる2人。
会わなかった長い間、お互い色々な事があったはずなのに、
プライベートな過去&現在の話は最小限にとどめる2人。
彼はどういうつもりだったのかは分からない。でも、少なくとも彼女の方は
家庭の話はしたくなかったし、聞きたくなかった。

「よくもまあ、そんだけ話せるものだ」と周りが呆れそうなほど
尽きない趣味話。でも、ふと会話が途切れる瞬間も何度かあって…

その瞬間が来る度、彼女は「言うとしたら今だ!」と身構えた。
「もし、私達付き合っていたら、どうなっていたかな?」

結局、彼女がその質問を彼に投げかける事はなかった。
「今さら言っても仕方ない…」そう思って、彼女は黙ったままでいた。

一方で、彼は不思議そうに、そして嬉しそうに、こう言った。
「君とは無言が続いても全然気にならないなぁ」

思った事を素直に話してしまう彼に「あぁ、昔のままの無邪気な彼だ…」と
感極まりそうになる彼女。
彼女は、彼のそういう所が好きだった。

遥か遠い昔、2人は想い合っている関係だったのだ。
でも、哀しい運命が2人が結ばれるのを拒んだ。

あの時、結ばれなかったからこそ、今ここで笑い合っている私達が存在する。
だからこれで良かったんだ…

久しぶりに会ったとは思えないくらい、一緒にいてこんなにホッと出来る人と、
どうして私は同じ道を歩いて行けなかったのだろう…

2つの矛盾した気持ちが交互に押し寄せて来て、彼女は今にも泣きそうになる。
でも、彼の前では我慢するのだ。泣くのは1人になってからだ。

港に着く時間は近付いている。
もう少し、もう少しだけ話をさせて。何でもいい。
目の前の大切な人の笑顔が見られるのであれば。

船を下りた後…2人は別の方角へ、それぞれの家へと帰って行く。



…公開して後悔モノの航海ストーリー、お目汚し失礼致しましたー!(^^;
成就しなかった恋愛って、切ないけど尊い。そう思いませんか?

さて、『Paradise』の感想に戻ります。
9曲目、アルバムラストの曲は、壮大なバラードではなく
敢えて淡々とした曲調の、その名も「夏の終わり」
ナイトクルーズに酔いしれてしまった後、日常に戻って
「あぁ、夏も終わりだなぁ」としみじみしている図が浮かんで来ます。

今回のアルバムは、絶妙な曲順だと思いました。
少なくとも、私はこれ以外の並びは考えられないと、
夏の始まりから終わりまで「物語」が見事に展開していると思いました。

私は○マゾンにレビューの投稿は絶対しませんが(レビュー自体が
評価されるシステムが嫌だし、何より怖いのは…安藤さんがレビューを
チェックしているという事実!^^;)、もし星を付けるとすれば
5つ(満点)です。おススメ!!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
そろそろ投稿の時期かと思ってました。
「彼女と麦わら帽子」って初聴で「ラッキー・サマー・レディ」を感じたんですよ。ギターがそれっぽかったりフルートのバッキングだったり。メロディは“今”なんだけど・・・ 1分25秒からのドラムがマイケル河合を彷彿したのが最大の理由なんですが、自分の中では「おぉ!!」って盛り上がってた次第。
1曲目は「メガリス・ショック」並みの衝撃。あのシンセベースの引っかかりは「?」でしたが(実際、ライブの晋吾ちゃんは普通に弾いてますが)、あそこが拘りなんだなと。
河野氏の「Eternal Glory」の完成度の高さに感服。ロック・バラード・・・ FBで氏もコメントしてくれましたが、安藤さんのロックギター、いいですね。クライフォーとかディスティネを思わせます。
と、新しさと懐かしさが交錯するパラダイス。
私の周辺でも好評です。。。
himebow
2015/07/28 07:41
今月は怒涛の日々で、なかなかブログ書けない
状況でした…(T_T)

「彷彿」といえば、先日BSフジで放送された
FANTASTIC SQUAREライブのダイジェスト版!
安藤さんの彷彿聞き間違い「オホーツク?」発言が
全国のお茶の間に…\(^o^)/ 
ライブ当日、そんな安藤さんに激萌えしたのが
昨日の事のように思えます。

「新しさと懐かしさ」…どちらも感じる事が出来る
今のスクェア、本当に素晴らしいですよね。(*^^*)

P.S.
himebowさん、歌モノ全般が苦手だったんですね。
ラーセン・フェイトン・バンドもダメでしたか…
実は、私も少し前にラーセン・フェイトン・バンドの
アルバムをCDで買い直した所で(LPは持ってた)、
himebowさんとのシンクロに驚きました!
管理人@AORもFUSIONも大好き
2015/07/28 21:46
そーなんですよ。歌ものはねぇ・・・ なので「ロックーン」がねぇ・・・
歌質に左右されるとこはあります。キャサリーンのマジックはOKです。
オンチな大場久美子もOKです。(爆)
そんな中、伊東さんの「T.K.」は素晴らしい作品だと思ってます。

himebow
2015/07/28 23:25
『ロックーン』の時期は、インストバンドがヴォーカルを
入れるのが流行りだったそうですね。

色々なバンドの色々な曲で「歌が入っていない方が
かっこいいのにー!」と思った事、しょっちゅうあります。
特にそう感じたのは、AKA-GUYの「Illusion」。
松原正樹さんのギターええなぁとウットリ聴いていたら、
途中からボーカルが入ってズッコケタ記憶があります。

『T.K.』は、とんがったアルバムという印象。
88年のスクェアコンサートツアーで、このアルバムから
「Famous」が演奏された時、和泉さんてば手をヒラヒラさせて
変な踊りをしてましたよね。(^^;
管理人
2015/07/29 22:06

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