白鯨な日々

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zoom RSS お祝いと追悼

<<   作成日時 : 2013/12/05 23:25   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 9

もし「鳥山雄司さん名義のアルバムの中で1番好きなのは何?」と誰かに
質問されたら、泣きそうな顔で「どうしても1枚に絞らなくちゃダメですか?」と
答えるであろう私。
初めて手にしたアルバムとして思い入れのある『TRANSFUSION』
そしてアルバム全体のサウンドが大好きな『プラチナ通り』、この2作品は
どちらも私の宝物なのです。
鳥山さんのライブを観に行くようになって数年が経ちますが、今までこの
2アルバムに収録されている曲をライブで聴いた事がなく…
鳥山さんはこの時期の曲をライブのレパートリーから外しちゃってるんだな、
ちょっと寂しいな、ライブで聴きたいと思っているトリヤマニアって私だけ?と
思い巡らす事しばしば。

吉報が舞い込んで来たのは、本当に突然でした。
六本木スイートベイジルにて3夜連続ライブを行う事となった鳥山さん。

第一夜(10月20日)
「Instrumental Connection〜むねかしナイト〜」
ソノダバンドと共演

第二夜(10月21日)
「Back to 80's〜Fusion Night〜」
本田雅人さんと共演
サポートメンバーは則竹裕之さんと川崎哲平さんと森俊之さん

第三夜(10月22日)
「MiKa Beyond Jazz〜Women's Liberation〜」
鳥山さんが始動させた新ユニットMiKa Beyond Jazzのライブ
スペシャルゲストは中川英二郎さんとCharaさんとFried Pride

私が目を真ん丸くしたのが、第二夜の「Back to 80's〜Fusion Night〜」。
ライブ告知文で「このアルバムの中から演奏します」と鳥山さんと本田さんの
アルバム名が各2作ずつ挙げられていまして、鳥山さんのアルバムがなんと…
『TRANSFUSION』と『プラチナ通り』だったんです!
ライブ予告でお気に入りのアルバムをピンポイントで名指しされて、
私もう泣きそうに。マジですか!?ライブで演奏してくれるんですか?

仕事の都合で、上のライブを3日連続観に行くのは不可能。
行けるのは1公演のみ。
園田君と美香さんに申し訳ないと思いつつ、寸分の迷いも無く
10月21日第二夜公演を選択しました。

楽しみな気持ちが変に作用したのか、公演直前は異様に緊張しておりました。
ホンマなのか?本当に「あの曲」や「あの曲」が聴けるのか?
長年の夢が現実になるのか???

開演。「あの曲」や「あの曲」、そしてまさかの「あの曲」も出て来ました。
基本泣き虫の私は、今回も感激で絶対泣くやろなぁと思ってたんですけど、
不思議と涙は流しませんでした。
お目当ての曲が出て来る度、心の中で「マジ!?」と絶叫してはいましたが。

『TRANSFUSION』からは「Captain Haddock」「Transfusion」
「Silver Drape」「Lipstick No.242」「Workout」が、
『プラチナ通り』からは「Mugginess」「Father's Back」
「Dancin' In The Park」「Platinum-Dori」が演奏されました。

…ねっ、凄いでしょう?ビックリでしょう?(笑)
ライブ1曲目から『TRANSFUSION』の1曲目っすか!?しょっぱなから驚愕。
鳥山さんのかき鳴らすギターのイントロを聴いて、一瞬T-スクェアの
「Pioggia Di Capri」と勘違いするも、すぐ「Lipstick No.242」だと
気付き、ライブバージョンならではのアレンジに超感動!
本田さんがフルートでこの曲に参加されていたのも、凄く新鮮でした。
「Father's Back」地味に好きな曲だったので、聴けて嬉しかったです!

本田さんのアルバムからも「Funky Monsters」「ロバートの肖像」
演奏されました。
2年前ピラミッドのライブに本田さんがゲスト出演した際に演奏した
「オレンジ」を、今回も披露。

 鳥山さん「この曲、以前やった気がする」
 本田さん「演奏者に優しい選曲でしょ?」

以前に演奏した曲をまた持って来てくれるとは、本田さんってば優しいー。
鳥山さんは、今の所本田雅人被害者の会に加入していない模様(爆)。
年末にまた本田さんとライブ共演される予定なので、その時に会員に
なってしまう可能性大ですが。(^^;

ちなみに…「本田雅人被害者の会」とは、ライブやレコーディングで
本田さんの超難曲や無茶な企画に苦しめられるミュージシャン達の集まりです。
現会長は梶原順さん。梶原さんは、本職のギターで毎度辛い思いを
しておられる上に、昨年は「TRUTH」でEWIを吹かされる羽目になった
被害者の会の頂点に立つ苦労人です。

オトボケ系の本田さんホノボノ系の鳥山さんによるMCは、ある意味最強かも。
演奏聴いて異様にテンション高くなり、お二人のゆるーいMCで和む…
この緩急の差がクセになりそうです(笑)。

本田さんは、T-スクェアに加入する前は鳥山さんのバンドに在籍されて
いたんですよね。『TRANSFUSION』『プラチナ通り』のレコーディングにも
参加されています。

鳥山さんは、上記2アルバムリリース時はライブをあまりされていなかった
との事で(『プラチナ通り』発売記念ライブは1回しかやっていないらしい)、
当時の曲を今回ガッツリ演奏してみて、凄く楽しかったそうです。
ライブ前、久しぶりにこの時期のアルバムを聴き直して、当時自分がどんな音楽を
嗜好していて、どんな事を考えていたのか…まるで昔の日記を見ているような
恥ずかしい気分になったともおっしゃっていました。

さぁ、ライブもいよいよ終盤。
アンコール前の2曲が、凄かった!
タイトルが告げられずに演奏が始まっただけに、その衝撃たるや…

「Workout」
絶対演奏してくれると期待しつつも、心の準備が全然出来ていなかった私の
動揺っぷりは、今思い出しても笑えます。
25年前関西の片隅で「Workout」を聴いていた頃、大都会東京でこの曲の生演奏を
聴ける日が来るなんて、思いもしなかったよ…
AメロのキーボードのSE音(電話みたいな奴)を、本田さんがサックスで
再現していたのが、ツボにハマりました。(^^)

「Megalith」
続いて、まさかのメガリスに目が点に。
演奏曲に驚いてばっかりの今回のライブで、最大級のサプライズでした!
「Workout」「Megalith」両曲とも、キーボーディスト森さんの
クラビネット系の演奏が秀逸。あぁー、クラビ好きだー!

リズム隊の則竹さん&哲平さんコンビも、抜群のコンビネーション。
『TRANSFUSION』『プラチナ通り』を聴いた事がないというお客さんは
半分ぐらいおられましたが(MC中に挙手アンケートを実施。私は予想より
アルバムご存知のお客さんが多いなと、これまた驚きました)、曲をご存知でない
お客さんも十分に楽しめたライブだったのでは?

「また一つ、夢が叶った!」と感動に打ち震えた夜でした。
唯一の心残りは、「Hi! Sakurako-San」が聴けなかった事。
この曲を演奏して下さった暁には…泣かせていただきます。

そんな訳で、長々と10月21日ライブのレポを書きましたが、
本日12月5日は、鳥山雄司さん54歳のお誕生日です。
おめでとうございます!

毎年FNS歌謡祭にギタリストとしてご出演されている鳥山さん。
いつもお誕生日の時期に開催されるんですよね。今年も前日の4日に缶詰。
本当に、毎年お疲れ様です。(^^;



ここで、話ガラリと変わります。
鳥山さんのお誕生日祝いブログの下書きを始めなくちゃーと
パソコンを立ち上げた12月3日の夜、信じられない訃報を目にしました。

 ドラマー青山純さん死去。

不謹慎だと怒る方もおられるかもしれませんが、私はスクェアデビュー
30周年の時期、「35周年を迎える頃、スクェアファミリーの皆さんは
全員健在でおられるだろうか」と何度となく考えました。

そして、今年35周年を迎え「40周年を迎える頃〜」と同じ事を考えました。
5年前よりもっとリアルに「その時」は近いのではないかという不安が
過ぎりました。スクェアのメンバー&元メンバーの皆さんには元気でいて欲しい。
でも、いつかは誰かの死に直面する事を、そろそろ覚悟しておかなくては
いけない時期が来ているのではないかと。
でも、まさか青山さんが最初に旅立ってしまうなんて…

結局、3日の晩はショックのあまりブログの下書きに着手出来ずじまい。
昨日4日は、ずっとT-SQUARE plus『HISTORY』を聴いていました。
大好きな安藤さんとリッキー・ピーターソンの夢のコラボ。
CDを聴いて、レコーディング風景が収録されたDVDを観て、
だいぶ気持ちが和みました。安藤さんに感謝!
でも、安藤さんは私よりもっと青山さんの死にショックを受けておられるはず。

そんなこんなで、昨日もブログの下書きが思うように進まず…
今日鳥山さんの誕生日当日になって、ようやく本気出しました。
塞ぎそうな気持ちを抑えつつ、鳥山さんのライブで楽しかった事を思い出して
テンション上げてブログ書きました。締め切り誕生日に間に合ってよかったー!

ブログ書きの緊張から解き放たれた今…また色々な事を思い巡らせてしまう
自分がいます。
青山さんスクェア在籍時のアルバム『ROCKOON』も、安藤さんの
『MELODY BOOK』も、まだしばらく聴く心境になれません。

…ふと、思いました。
私、子どもの頃に青山さんのイラストを描いたような気がする。
描いていたとすれば、現在確実に手元にある(汗)。

スクェアのファンになって間もない1986年頃は、ノートにそれはもう
ありとあらゆる落書きをしておりました。
アルバムを聴いたり雑誌インタビューを読んだりした感想を書いた横に
スクェアメンバーのイラストを添えたり、酷い時は創作漫画にまで発展(爆)。
当時のメンバーはもちろん、リアルタイムでは活動を見て来なかった
旧メンバーの事も描いた記憶が。久米大作さんの漫画を描いた事
ハッキリ覚えています。超恥ずかしい代物だという事も。

そして、青山さんについての記述が残っていないか探しました。
…見つけました!イラスト入りの創作。以下、緑色の文字で転記します。

画像
タイトル『フィクションだってば』1986年10月12日

(笑顔で青山さんに声を掛ける伊東さん)
「やっ!おひさっ

(それに気付く青山さん)
「やあ。あいかわらず元気だね、たけさんは」

(青山さんにガバッと抱きつく伊東さん&持っていたスティックを落とす青山さん)
「んもーっ!!すっかり売れっ子純ちゃんになっちゃってぇ」

(ナレーション)
そして青山はどっぷりと疲れてしまい、しばらくドラムが叩けなくなった。

伊東氏談 ‐もう青ちゃんたら、つれないんだからぁ。

伊東は既に病気である。

(困惑した表情でインタビューに答える安藤さん)
安藤氏談 ‐青ちゃんがこれから先、再起不能になったら伊東君のせいですからね。
僕は知りませんよ。本当にそんな事になったら日本の音楽界はおしまいと言って
いいでしょう。そしたら僕達(スクェア)日本にいられる立場じゃなくなりますよ。
まぁ、僕としてはハワイで余生を過ごすのもいいけれど…

(ナレーション)
さすがはリーダー。しかし彼もいつ伊東に汚染されるかわからない。
よく8年も無事でいられたものだ。



なんじゃこりゃー!
まだファンになって1年経っていないというのに、当時の私は伊東さんの
何を知っていたというのでしょう。「伊東に汚染」とか超失礼な…(滝汗)
ラジオ&雑誌インタビューぐらいの僅かな情報を元に、私の頭の中で形成された
伊東さんのイメージは、周囲を騒ぎに巻き込む「竜巻男」だったのでしょうか?
他にもね、うほほーいと笑顔ではしゃぐ伊東さんの横で、額に手を当てて
溜め息をついている安藤さんのイラストとかね、そんなのばっかり描いていました。

86年当時、何を見聞きして何を思ってこんな創作をしたのかは、今となっては
思い出せません。でも、前後の書き込みを見た所、ラジオで林哲司さん
ライブを放送していたらしく、そのライブに出演されていた青山さんの
ドラムの音が好きだなぁって思ったそうです。

ヘンテコな思い出話を持ち出して青山さんの追悼をしているのは、
きっと私ぐらいでしょうね。
享年56歳。天国で演奏するのはまだ早い。みんなそう思っています。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
鳥山&本田ライブ、DVD化してくれないかなぁ・・・
何箇所かでやってますよね。
最近、あとで知ってガックリってパターンが多いです。
サンボーンがフュージョンやった去年の来日とか、今回のナベサダ・ツアーはあの頃のフュージョンだったらしいです。大分にも来たのに・・・
私は「シルバー・シューズ」から入りました。「プラチナ通り」はあの年のベスト・アルバムでした。
ところで、青純訃報にスクェア関連からコメント出ませんね。
やはり、「遂に」と言う意味でショックが大きいのか?
チキンあたりで『ロックーン』特集されるのなら、またまた私は地団太踏みまくりです。今年は、訳あって行けないから・・・
himebow
2013/12/08 17:25
鳥山さんのライブ映像化して欲しいですねぇ…。
MegalithとかWorkout羨ましすぎです( ノД`)…
ずっと鳥山さんに愛に行っていないのでソロソロ本気で愛に行きたいところですが年末も愛にいけるか…。
yuna
2013/12/08 21:12
>himebowさん

鳥山さんと本田さんのライブ、東京名古屋大阪で開催されました。
仕事さえなければ、大阪公演にも行っていたはず(泣)。
今の所、コレが2013年のベストライブです。

ここ数年違う路線の音楽制作をしていたミュージシャンが
突然どフュージョン回帰ライブをしたりするパターンが
多いようですね。
『Silver Shoes』、ニール・ラーセンやバジー・フェイトンと
堂々と仕事をする22歳の鳥山さん、恐るべし…

スクェア年末ライブのリハーサルが始まった模様ですが、
青山さんの件はセットリストに影響したかもしれませんね。
私も、チキンは留守番組です。

>yunaさん

今年は鳥山さんのライブ参戦ゼロですか?
私は、27日の予定を含めたら今年は3回。
27日は再びトランスフュージョン祭になる事を
期待しているのですが、本田さん仕切りのライブだから望み薄?
せめてメガリスやって欲しいです。
管理人
2013/12/08 22:11
チキンでは「ロックーン」関連はなかったようですね。
かわりに「From 03 to 06」を演ったようで・・・
生演奏どころか、ライブ音源すら聴いた事ないので、くやじいです。。。
っていうか、エンディングが知りたい・・・ うちのバンドで演った時にエンディングがパッとしなかったから。DVDに収録されないかなぁ・・・
ちなみに、初演当時のタイトルは「大阪の女(ひと)」で合っていますか???
himebow
2013/12/24 23:41
ギャーーーーーーーーーーーーーー!! /(ToT)\
演 奏 曲 ネ タ バ レ

私、チキン不参加&カウントダウン参加の年は、
チキン5days情報、特に演奏曲について、今の時期
頑なに目を背けておりますので、その情報は
知りたくなかったです…

「From 03 to 06」演奏したんですね。
リアルタイムに見聞きした仮タイトルが
「上海混ぜご飯(Hit And Run)」からの私は、
この曲の仮タイトルは分かりません。
なんにしても、遠距離恋愛の曲ですよね。
管理人 
2013/12/25 21:44
あちゃ・・・ごめんなさい。。。
これって、和泉さんの曲ですね。
トワイライト・エキスプレスでやらないかしら・・・
さすがの和泉さんも、このバンドではピアノ・オンリーではないようですね。
himebow
2013/12/26 00:19
私が「From 03 to 06」の生演奏を聴いたのは、
3年前の和泉さんソロピアノライブの時だけ…だったかな?と。

和泉さんと岩見さん、今後もデュオで活動しそうな感じでしたが、
バンド名を本当にトワイライトエキスプレスにして始動するとは!
冗談だと思っていたのに…(^^;
管理人
2013/12/26 21:35
おめでとうございます。
「From 03 to 06」如何でしたか?
ニューアルバム情報ありました?
年越しライブに行けるって、超羨ましいです。。。
今年も、よろしくお願いします。
himebow
2014/01/01 21:57
あけましておめでとうございます!
ワガママなもので、ブログをやっていると
それなりに反応がないと寂しいなと思う訳ですが、
そんな中頻繁にコメントを下さるhimebowさんは
ありがたい存在です。感謝!(^^)
ただ、今後はスクェア冬&夏ライブ演奏曲と
ニューアルバムの作曲者についてのネタバレは
ご勘弁をー!(^^;

そんな訳で、himebowさんには0306のエンディングを
教えてあげないの刑を…なんて意地悪したい気持ちに
なりましたが、オトナ気ないのでお教えしましょう!
himebowさんのバンドバージョンは、ラストで
イントロに戻っていましたが、スクェア本家の皆さんは
サビ前のブレイクに戻ってから終わりました。
こっ、こんな説明でよろしいでしょうか?(汗)

全日演奏ではなかったみたいですが、チキンで
『ロックーン』の「Tomorrow's Affair」を演奏した日も
あったようですね。カウントダウンでも演奏されました。

1月からニューアルバムのレコーディングに突入との事。
カウントダウンライブの感想、後日UPしますので
しばしお待ちを!
管理人
2014/01/02 22:23

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