白鯨な日々

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zoom RSS バンド経歴 予選落ち選手が金メダル獲得

<<   作成日時 : 2012/06/26 22:18   >>

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今回は、大学2年の春から冬までの話。
前年度のバンド活動が不完全燃焼だった事に対する悔しさを胸に、
一からやり直す気力満々だった私。
新しいバンドを組んで、新歓祭や定期演奏会で盛り上がって、
有望な新入生をたっくさん迎え入れるでぇー!
あぁ、それなのに、それなのに…

バンド組み損ねてもうた… 

一応、1つのバンドには所属していました。
そのバンドで新歓祭にも春の定期演奏会にも出演しました。
でもそれは、私の目には企画モノバンドとしか映っていませんでした。
本チャンバンドを組んでいるという意識は皆無。

同学年(2年生)のキーボーディスト4人によるバンド、その名もシンセカルテット
シンセ4台並べて、さぞ凄い演奏が聴けるんだろうなと思わせといて、
その実態は…1人でも弾きこなせそうな曲を4つのパートに分けて演奏しただけ
という、結構ビミョーなカルテットでした。(^^;

「お遊び」と割り切れば、楽しいバンドではあったのですが、他のメンバー達が
それぞれシンセカルテットとは別の本チャンバンドで有意義な活動をしている中、
自分だけがバンドを組み損ねたものだから、「みんなはいいよね…」と
内心拗ねていたのは、今だから言える話。

そして…私が暇そうにしているのを悟られたのか、とあるPOPS系の
コピーバンドから「メンバーにならないか」というお誘いが!
しかし、それはキーボーディストとしてではなくコーラス要員としてでした。
複雑な気持ちで引き受ける事に。

新歓祭の前だったか春定の前だったか忘れてしまいましたが、そのPOPS系バンドが
宣伝のために教養キャンパスの食堂前で演奏する事になりました。
もし本職のキーボーディストとしてその場にいたら、堂々と演奏していたと思います。
実際は、なんちゃって雇われコーラスとしての出演。自信なさげにマイクの前に
立っていました。そうしたら…

!? Σ( ̄□ ̄;)
なっ、なぜ…君らがそこにいる???

懐かしい顔が視界に入った途端、パニック状態。
高校で同級だった子達が、1浪してウチの大学に入ってきた模様。
昔の知り合いにこの状況を見られるなんて事態を全く想定していなかった私は、
心の中で絶叫。しかし、実際はシャウトする事なく、涼しい顔して
オシャレ系コーラスを続けるしかなかったのでした。

ちーがーうー!違うんやでー!
私の本職は、ボーカル(コーラス)やなくて、キーボードー!

彼らにそう言い訳をする機会は、翌年の高校の同窓会まで持ち越されたのでした。
いやー、やっぱ大学のキャンパスって広いですね。学部の違う高校同窓生達とは、
滅多に顔を合わせる事がありませんでした。

そして5月、春の定期演奏会を迎えました。
今日が終われば、自分の情けない立場にもピリオドが打てる!!
早くまともなバンドが組みたい!!
今では笑って話せるエピソードですが、当時はこの状況が本当に辛かったようで、
打ち上げの飲み会では相当荒れたらしいですよ、私…(^^;

春定の数日後には、カレーパーティーを開催。
カレーは昨年よりも美味しく出来上がり、部室前でカレーを食べながら
ドンチャン騒ぎした後、何人かで居酒屋へ移動。
ここで、昨年一緒にバンドを組んでいた同学年のギタリストから、真剣な思いを
聞かされたのでした。

「キーボードは…お前しか、あかん。」

思いがけない口説き文句に、目が点になる私。
大学に入ってキーボードを弾き始めたばかりで、1年目はろくに経験を積めなくて、
演奏技術もまだまだで、自分は下手くそだとずっと気にしていただけに、
彼がそんな事を言う理由が分からず、困惑。

技術的な問題じゃなくて、「こいつと一緒に演奏していると安心出来る」
…彼にとって、私はそういう存在なのだと答えてくれました。
この1年いくつかバンドを組んできた中で「こいつと合う」と思ったのは、
同期の中では私ともう1人ドラマーの子だけだとも言われました。

そして、「3年になったら国家試験受ける予定で、バンド出来んようになるかも
しれんから、今年のバンドに賭けたいねん」という事で、フュージョンバンドを
また一緒にやろう!と誘われました。
しかし、この時の我が軽音サークルは…哀しいかな、フュージョンの灯が
消えている状態だったのです。

フュージョン志向の部員が多かった事が、そもそも1年前に私が入部を決めた
最大の原因だったというのに…
事情があって他サークルに転部する人、就職活動で休部する人が、大量発生。
この年の新入生は、ロック&J-POP志向が優勢。フュージョンやりたいという子は
残念ながらおらず…その結果、現時点でフュージョンバンドを組もうと
考えているのは、同期のギタリストと私の2人だけ。

頼みの綱は、現在就職活動中の4年生。
私の上の代までは、3年生の冬で引退してしまい、4年になったらもうバンドを
組まないという部員が圧倒的に多かったのですが(私の代でその伝統が崩れる事に
なりますが、その話はまた今度^^;)、就職先が決まるor卒業のめどがついたら
冬に向けての本チャンバンドを組む4年生もいたので、フュージョン系を得意とする
先輩達がサークルに戻って来てくれる事を、ひたすら祈る日々でした。

サックス奏者の4年生は戻って来てくれませんでしたが、ドラマーと
ベーシスト(本業はギタリスト)の4年生を確保する事に成功。
念願のフュージョンバンド結成!今度こそキーボードに専念出来ます(嬉)。
もうシンセベースを弾かなくてもいいんです(苦笑)。
活動開始時期は10月と若干遅れましたが(早いバンドは7月くらいから始めている)、
ここから怒涛の快進撃が始まりました!

スポーツ競技に例えると、1年生から2年生の前半までは、予選に落ち続けていた私。
なので、本選に出場出来れば(=まともなバンドが組めたら)それだけで幸せだと
思っていました。それが、学園祭プロコンサートの前座や、冬の定期演奏会のトリを
務める花形バンドの一員になれるなんて…
予選落ち選手が、本選に初出場した途端に優勝!金メダルを獲って、呆然。
そんな感覚でした。

このバンドで活動を始めたばかりの頃は、ベテラン3人を前に脅えていた所が
あった私でしたが、なんとか付いて行く事が出来ました。
リズム隊の演奏が安定していると、こんなにも弾きやすいのかぁ!
目からウロコでした。
リズム隊がしっかりしていれば、メロディ隊は何とでもなるんだなぁと、
あからさまなミスさえしなければ、結構誤魔化せるものだ…と、
しみじみ思ったのでした(爆)。

むしろバンドの足を引っ張っていたのは、私ではなくギタリストだったような…
彼、ギター凄い上手かったんですけど、凡ミスも多かったんですよね。
誰もが気付いてしまう壮絶な弾き間違いに、いつも苦笑していました。
(2年後、自分がその凡ミス病に感染する事も知らずに…)

ギターの機材トラブルも頻繁にありました。忘れもしない、あれは学園祭の
野外ステージでの事。巨大なエフェクターラックを見て「凄い立派な機材ですねー」
と司会者さんも圧倒された様子。さぞ凄いギターの音が聴けるかと思いきや…

ペーン、ポーン… 

ステージの端から端までスッテーンと滑ったろか!と思うくらい、ホンマ
ズッコケそうになりましたよ。何やねん?その蚊の鳴いたような情けない音は!

実は、この年後半の本チャンバンドは、2つ掛け持ちしていた私。
もう1つのバンドは、ブライアン・アダムスのコピーバンドでした。
一瞬たりとも気の抜けないフュージョンバンドの方とは違い、
コチラのバンドでは初心者メインの1年生達とマッタリ楽しく活動。
ブライアン・アダムスのキーボードパートは、ほとんどピアノとオルガンなので、
シンセの音色作りの苦労をしなくてよかった点が本当に楽でした!(爆)

毎年12月に行われる冬の定期演奏会が、この年だけ11月下旬の開催でした。
この時のフュージョンバンドの演奏…恐ろしい事に録画されておりまして、
更に恐ろしい事に、今も私の手元に録画ビデオが残っております。
アンコール曲の終盤、4拍目で入るべき所を3拍目で入るという、信じがたいミスを
キーボードの人がやらかした場面も、しっかりと記録されています。/(^o^)\

最後の最後でズッコケてしまった事が悔やまれますが、それでも定演終演後の
充足感と言ったら…
やったー!やりきったでー!
半年前、拗ねて泣きべそかいてサークルを辞めていたら、こんな満たされた
気持ちを知らずにいたはず。

そして、嬉しい出来事は続きます。
サックス奏者の4年生の先輩が、バイト先(音響関係?)で何かの縁があって、
12月に奈良県内のホールで行われるコンサートに出場できる枠を確保したらしく、
「デヴィッド・サンボーンのコピーバンド、やらへん?」とサークル内の何人かに
声をかけていました。
ありがたい事に、私にもお誘いが。もちろん「やります!」と即答。

他のメンバーは…
ベース&ドラム:先日までフュージョンバンドを一緒にやっていた先輩方。
ギター:同学年なのに、それまでほとんど交流が無くて「謎の存在」だった子。
パーカッション:他の軽音サークルの先輩。

私が1年生で入部したての時、このギタリストの顔を「80年代半ば頃の安藤さんに
ソックリ…!」と滅茶苦茶意識しながら見ていた事は、きっと誰も知らない(爆)。
顔は安藤正容似でも、フュージョン好きという訳ではなかったはず。
なので、彼がサンボーンコピーバンドの一員になった経緯は謎。
面白いもので、当時は会話もろくにした事がなかったこのギタリスト君とは、
その後何でも話せる親友になります。傷心ツアーにも付き合ってくれたっけ。
彼には本当に感謝しています。

それから、このバンドにパーカッショニストとして参加して下さったのが、
別の軽音サークルに所属されていた先輩だったのですが、私みたいな
素人演奏者からすれば、雲の上の存在。
当時関西ローカルでテレビ&ラジオのレギュラー番組を持っていた某バンドの
メンバーだったのです!

喫茶店でメンバーの顔合わせをした時の緊張感は、今でも忘れられません。
他サークルの下級生の私の事なんか御存知ないだろうと思っていたら…
温和な関西弁で、ニッコリと言われました。

「○さんは、△君の彼女さんやね。」

どっ、どこからそんな水面下の情報を!? Σ( ̄□ ̄lll)
彼氏情報はともかく、私ごときの存在を知っていただいていたなんて、光栄です。

そんなこんなで…11月まで活動していたフュージョンバンド以上に緊張して
練習に臨んだのですが、どんな練習光景だったかさっぱり思い出せません。
サックスの先輩は凄く厳しい物言いをする人だったので、私なんて絶対
演奏のダメ出しをくらっているはずなのですが、唯一覚えているのが
「その音いいね!」と、とある箇所でのシンセの音色をやたら褒められた事。

褒めて下さって嬉しいです。でも、これ…プリセットの音色なんです。

自分で作った音ではない事を言い出せずにヘラヘラ笑っていた事だけは、
なぜか鮮明に記憶に残っています。

ライブ本番の記憶も、全く残っていません。
コンサートホールに行く前か後に猿沢池の前を通って、「あー、亀だらけやー」
と思った事だけが脳裏に…(苦笑)

演奏した曲は、「Chicago Song」「The Dream」「Slum」「Rush Hour」の4曲。
実は私、ここ十数年ぐらいのサンボーンのアルバムを全然聴いた事がなくて、
好きな曲は?と聞かれたら、やっぱり上記の80年代の曲を挙げるかなぁ。
「Rush Hour」以外の3曲は、確かLIVE UNDER THE SKYのライブバージョンで
コピーしました。

残念ながらこのバンドの演奏記録は残っておらず、私の中では
「幻のバンド」です。記録がどこかに残っていたら、凄く聴きたいです。
自分がどれだけ弾けていたか、もしくは弾けていなかったかを、
確かめたくてしょうがない!

そんな訳で…2年生の後半は、完全燃焼
活動内容は、以下の通りです。



<大学2年>
 活動期間(参加イベント)コピーしたバンドorミュージシャン
-------------------------------------------------------------------------
(本)3〜5月(ミニコン1回、ビアパ、新歓祭、春定)姫神、他(映画のサントラ等)  

(即)(合宿ミニコン)プリンセスプリンセス

(本)8〜11月(ミニコン3回、学祭野外、喫茶、冬定)ブライアン・アダムス

(本)10〜11月(ミニコン2回、学祭野外、喫茶、プロコン前座、冬定前段、冬定)
カシオペア、プリズム、ジャック・ディジョネットPARALLEL RIALITIES、
デイヴ・ウェックル、チック・コリアReturn To Forever

(即)12月(学外のコンサート)デヴィッド・サンボーン

(即)12月(クリパ)ドリームズ・カム・トゥルー、今井美樹、松任谷由実 


<略語についての説明>
詳しい内容については、5月10日UPのブログ「バンド経歴 序章」を参照されたし。

(即)…即席バンド
(本)…本チャンバンド

ミニコン…ミニコンサート(サークル内輪の発表会)
ビアパ…ビアパーティー
新歓祭…新入生歓迎祭
春定…春の定期演奏会
学祭野外…学園祭、野外ステージでの演奏
喫茶…学園祭、サークル運営の喫茶店での演奏
プロコン前座…学園祭、プロコンサートの前座バンドとして出演
前段…定期演奏会の宣伝のため、大学食堂前のスペースで演奏
冬定…冬の定期演奏会
クリパ…クリスマスパーティー

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おもろいです、このシリーズ。似たような“あるある”だからでしょうね。
サンボーンって、当時は楽譜なかったのでは?
耳コピですか?
学生時代にラッシュアワー吹けたら、人生変わったろうなぁ・・・今も吹けないけど。
himebow
2012/07/01 15:37
himebowさんのコメント、お待ちしていましたー!\(^o^)/
最近低迷気味だったブログのアクセス数が、このシリーズを
始めてから更に落ち込んでいて、「やっぱり、読者さんは
ライブレポとかイベントレポが読みたいんだろうな、
私の昔話など興味ないんだろうな」と若干ヘコんでいたのですが、
面白いと言っていただけて嬉しいです!
学生バンド、アマチュアバンド経験者の方々に「ウチも
似たような事あったなぁ」と共感していただけていると信じて、
このシリーズを続けて行きます(爆)。

himebowさんならサンボーンネタに食いついて下さるかな?と思い、
他のバンドでは挙げていない曲名を詳細に書いてみました。
全曲耳コピです。
当時譜面を利用したのは、カシオペアとスクェアと
ブライアン・アダムスとレベッカと…男闘呼組(笑)で、
他のバンドは譜面が無かったので、強制的に耳コピでした。
管理人
2012/07/01 21:01
6/27-出張でネット環境になかったもので・・・
リッキー・ピーターソンとか、勢いで弾けちゃったりするのかな???
学生でサンボーンを吹くなんて、アマチュアの上級バンドだったのかな?
などと夢想。。。
次回作を待ちます。
himebow
2012/07/02 00:34
出張、お疲れ様です!

いやいやいやいや…バンド引退状態の今はもちろん、学生当時も
私には勢いで弾ける力量はありませんでしたよ。(^^;
耳コピ能力だけは衰えていないと信じたいです…

今振り返ると、大学サークルの2年上の先輩方は、
本当に凄腕揃いでした!
私が入学する前はアル・ジャロウのコピーバンドとかを
やっていたらしく、「うわー、演奏聴いてみたかった!」と
悔しい思いをしたものです。
サックスの先輩は、2年生の時にドラムからサックスに
転向されたんだとか。

リッキー・ピーターソンは、90年代にソロアルバムを
何枚か出していますよね。今探したら、家に3枚ありました。
リッキーが自らAOR名曲のカバーを歌ったりしている辺りが、
個人的にツボだったりします。
管理人
2012/07/02 22:45

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