白鯨な日々

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zoom RSS バンド経歴 衝撃のデビュー

<<   作成日時 : 2012/05/19 23:00   >>

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新入生歓迎祭の野外ステージで先輩方が演奏する「Domino Line」
(カシオペア)を、目を輝かせながら聴き入っていた18歳の春。
いつか、私もあんな風にフュージョンバンドでステージに立ちたい!
ささやかな夢、でも当時の私にとっては、とても大きな夢でした。
ステージに立つ日は、思いがけず早くやって来ました。しかし…
デビュー曲は、これまた思いがけない曲だったのです。

某年4月半ば、某大学の某軽音サークルに入部。
担当楽器は、キーボード。
実は、別の楽器(←ヒミツ)にも興味があったのですが、そちらは触った事も無い
未知の楽器。一から始める勇気が出なかったので、先輩から「希望パートは?」と
聞かれた時、咄嗟に「キーボード」と答えてしまったチキンな私でした(爆)。
キーボード(シンセサイザー)については初心者ではありましたが、
『キーボードマガジン』を愛読していたので、シンセの知識はそれなりに。
幼少時にピアノを習っていたので、譜面もゆっくりですが読む事は出来ました。

最終的に、20人の新入生が入部。
私はその中では割と早い時期に入部を決めた方だったようですが、
入部をした日、部室内には既にすっかり場に馴染んでいる新入生軍団が。(^^;
その中にスクェアの曲を何曲も弾き出すギタリストがいて面喰った事は、
今も鮮明に覚えています。

スクェアの曲をコピーしている人がこの世に存在するという事にも
感動しましたが、もっと嬉しかったのは、フュージョン志向でない人達も
普通にスクェアを知っているという事。
思い返せば「俺は○×のジャンルしか聴かないぜ!」というような、
趣味が偏った人が少ないサークルだったように思います。

さて、その早期入部の新入生軍団。なにやら悪ふざけでバンドを結成したらしく、
4月下旬開催のビアパーティーでいきなりバンドデビューしてしまいました!
キーボードだけ2年生の先輩(前述の「Domino Line」を弾いていた人)に
頼んだようで、「先輩、お気の毒…」と苦笑いしながら演奏を聴いていた私。
その時は、まさか自分が後任になるとは思いもせずに。

ビアパ限りの新入生即席バンドだと思っていたら、「定演にも出たい」という
話になったらしく…でも、キーボードの先輩は降りると言ったらしく…
そこで白羽の矢を立てられたのが、同じ新入生である私だったという訳です。
「バンド一緒にやらへん?」というお誘い自体は、嬉しい事でした。
しかし、コピーしている曲が…コピーしているバンドが…

 男 闘 呼 組 だ っ た ん で す !

バンドデビューは和泉さん役(スクェア)じゃなきゃイヤ!とまでは
思っていませんでしたが、初めてのバンドが男闘呼組のコピーだなんて…(泣)
早くバンドをしたい気持ちと、男闘呼組でのデビューはイヤという気持ちの
葛藤はあったものの、結局引き受ける事に。

もしかして…今の若い子って、男闘呼組を知らんかったりして。(^^;
昔ジャニーズで活動していたロックバンドです。
活動初期は、色モノ系として見られたり「所詮アイドル」と馬鹿にされたり、
不遇だった印象があります。
我々がコピーした曲は、そんな初期の男闘呼組の3曲。

初心者だからといって、先輩方が手厚く指導してくれるでもなく、
キーボード&ミキサー&アンプの繋ぎ方といった基本的な事を教えて
くれた以外は放置状態。
取り敢えず、部室に置いてあるサークル備品のキーボードを借りて、
操作方法も音色の作り方も適当に始めてみました。

なんとかなるもので、初舞台は不思議と緊張せず、練習の時にミスが多くて
心配だった箇所も無事クリア。
「楽しかったー!」素直にそう思いました。

春の定期演奏会が終わり、新入生歓迎コンパを経て、いよいよ
本チャンバンドを結成する時期に。
フュージョンコピーバンドは、2バンド結成されました。
私は、その内の4人編成(G&Key&B&Dr)のバンドに誘われ、加入。
もう片方のサックス奏者のいる5人バンドの存在を気にしつつも、
活動を始めたのでした。

そして、ここで初めての壁にぶつかる事になります。
このバンドで最初にコピーした曲は、カシオペアの曲。
いきなりカシオペア、しかもキーボードソロが出て来る曲を初心者が弾くのは
無謀な事でした。(^^;
指はついていかないし、他のメンバーと音を合わせる余裕も無い。
とにかく難し過ぎる!家に帰って、ひたすら個人練習するしかないのでした。

自分の事だけで精一杯という状態から脱した頃、バンドメンバーの先輩達に
対して「頼りないなぁ」という感情を抱くようになりました。
選曲会議でスクェアの「Little Mermaid」「Hit And Run」を持ちこむも、不採用。
なかなかレパートリーが増えず、夏の合宿後は「バンド崩壊の危機かもなぁ」
とシャレにならない事を考えたりしていたのですが…

本当にバンド崩壊してしまいました!(T_T)

ベーシストの先輩が脱退表明。バンドはおろか、サークルまで辞めてしまう事態に。
私は「あぁ、終わった…」と思っていたのですが、他のメンバーは諦めて
いなかったのです。

「3人で、やるで!」
「!?」

この哀しいエピソードは昔ブログで愚痴った事があるのですが、再び書きますね。
3人編成のバンドとして再始動する事となった元・カシオペアコピーバンド。
私が左手でシンセベースを弾き右手でキーボードパートを弾くという、
キーボード初心者にはかなりキツイ方法でベーシスト不在を補う事になりました。
(ギタリストがベースに持ち替えて演奏してくれる曲が1曲だけありましたが)
今振り返ると、足鍵盤をさせられなかっただけマシだったかなと思います。
足鍵盤付きの機材が無かったので、助かりましたよー。(^^;

「学園祭の即席バンドでオットットリオをやろう!」という動きもあったのですが、
見事に頓挫し(泣)、学園祭ではなぜかレベッカを弾いていた私。

一方、サックス奏者在籍のバンドは、海外フュージョンのコピーバンドとして
充実した活動を続けているように見えました。
コピーしていたのは確か…チック・コリア・エレクトリック・バンド
エリック・マリエンサルハイラム・ブロックあたりだったかと。
う、羨まし過ぎるぅ…(T_T)

という訳で、入部1年目から黒歴史的な展開にめげそうでした。
他の年と比べると、組んだバンドの数も演奏機会も少なく、充実した活動は
出来ませんでしたが、逆境の中でよく頑張ったと思います。
「来年こそは、やりたい事の出来るバンドを組みたい!」と切実に
願っていた私を嘲笑うかのように、黒歴史は2年目の春まで続く事になります。



<大学1年>
 活動期間(参加イベント)コピーしたバンドorミュージシャン
-------------------------------------------------------------------------
(即)5月(春定)男闘呼組

(本)6〜7月(ミニコン1回、合宿ミニコン)カシオペア

(即)(喫茶)レべッカ 

(本)10〜12月(ミニコン2回、学祭野外、喫茶、冬定)渡辺香津美、KYLYN BAND、プリズム


<略語についての説明>
詳しい内容については、5月10日UPのブログ「バンド経歴 序章」を参照されたし。

(即)…即席バンド
(本)…本チャンバンド

春定…春の定期演奏会
ミニコン…ミニコンサート(サークル内輪の発表会)
学祭野外…学園祭、野外ステージでの演奏
喫茶…学園祭、サークル運営の喫茶店での演奏
冬定…冬の定期演奏会

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
手に取るように判るのでウケます。
私もアンプの扱いは、もっとしっかり教えてもらっておけばよかったなぁ・・・
初心者でそれだけやれればいいですよね。
「昔ピアノやってた」でキーボード捜しをしてました。
ピアノとかエレクトーンしてた、じゃバンドのノリは出せないと知ったのは最近です・・・
しかし、後半は渋いfusionやってたんですね。。。
himebow
2012/05/20 10:18
ウケましたか?よ、よかった…(^^;

「ピアノが弾ける=バンドでキーボードが弾ける」という等式が
成り立たないという事は、意外と知られていない真実(苦笑)。
この等式を成り立たせるには、左辺に「他人の音をキチンと聴く」
もしくは「努力と根性」を足さないといけないのです。

当時の私は、香津美さんは存じておりましたが、
「キリンバンドって何?」という感じでした(汗)。
自分の目指す方向とは違う気がするけど、バンドを続けられるだけ
ありがたいと思わなくては…という心境でした。
管理人
2012/05/20 21:50
「他人の音を聴く」が大切ですねぇ・・・
10年ほど前にキーボード捜しててエレクトーンを習ってる人と合わせたんですが、、、
なんと隙間なく弾き続けるのでした・・・
脳内バンドが大活躍するのでしょうね。
パートの引き算してくれないと、SAX絡めないよぉ・・・
この場合、テーマだけじゃなくて合いの手を入れれるようなオカズ部分も埋めないでくれぇ・・・
その練習はだだユニゾン練習でした。。。
himebow
2012/05/21 08:50
隙間のない演奏ですか。(^^;
その人、普段エレクトーンを弾くのと同じ調子で
主旋律も弾き倒してしまったのですね…

バンドアンサンブルは、ホント難しくて奥深くて面白いなと。
私もトホホな練習を沢山経験しましたが、今となっては笑い話です。
管理人
2012/05/21 20:36
ところで、管理人さんはスクェアの「リゾート」ツアーに行きました?
“ならではコーナー”の走りのコーナーがあって、伊東さんが一人で登場し5分ぐらい独奏。その際、和音のトリルみたいなフレーズを吹いてて、のちのアンケート公開の時、「サックスでピアノみたいなこと出来るのね」とコメントされてました。あれは何だったのかなぁ・・・
himebow
2012/06/24 09:49
私のスクェアコンサートデビューは「YES,NO.」ツアーなので、
残念ながら「リゾート」の頃のエピソードは、未知の領域です。
お役に立てず、申し訳ありません。(T_T)
管理人
2012/06/24 21:31

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